風鈴の音に呼ばれ
住んでいるところの近くに、ダンススクールとして手広くやっている
スタジオがあります。自分にとって楽しく続けれられる運動を探していた私は、ヒップホップの超初心者体験クラスを受けてみるべく、予約をとりました。
超初心者だったら、なんとか、やれるのではないだろうか、、、と考えていたのですが、甘い考えだったことがわかります。
超初心者とうたっているのに、キレキレのダンスを踊る中高年、、、がフツーに
いるのです。え???超初心者じゃないの???
しかも、肝心の内容が、超初心者向けのはずなのに、まったくついていけない、
難しさ、、、これは、私の運動神経にも問題があるかとはおもうのですが、
インストラクターの行うゆっくりとしたダンスを自分の体に再現できない。
あえなく撃沈、、、意気消沈しながら歩いていたその時です、どこからか風鈴の音が。
あれ?もう風鈴??(3月後半)と、その音の方向を振り返ると、何やら畳が敷いてある道場らしいものがあります。扉には「格闘技」の文字 続いて「キックボクシング」の文字、、、どうせやるなら、やったことないものをやってみよう。とその瞬間おもいました。
それが、キックボクシングとの出会いです。
とにかく運動を始めると決心
決心したもののの、さて、何から始めるのか、さっぱり何も浮かびません。
前提として、私の家の近くには、大きな公園があり、散歩は気軽にできる環境にあります。そのため、コロナの間はマスクしながら、近所の公園を歩き、歩き、、、と一日、一万歩を歩くことを目標にしたときもありました、、、、ですが、、、あえなく挫折。
それはなぜか、、、
ひとことでいうと、私のマインドが「ヘタレ」だからです。
一日、1万歩をあるいても、「わーい!」と喜ぶのは、私のみ、、、
誰もほめてもくれない、コースも飽きてくる、
これぞ、おひとり様のデメリット真骨頂、「つまらなくなる」のです。
一つわかりました、
運動は、誰かに指導してもらったほうが楽しいのではないか???
と、気づき、そこからは、「運動」探しの日々が始まりました。
はっきりいうと、舐めていました。
これがなかなか見つからない。
還暦すぎて、いいところをあげると、自分の性格や得意不得意が客観的に
わかるところです。
自分の性格上、家から電車をつかっていくようなところには、おそらく
通いきれないと考え、徒歩圏にて通える範囲で、楽しく通える「運動」を
探しました。
私の住んでいるところは、都内の城南地区にある住宅街です。
賑やかなところではありませんが、スーパーや、公共の施設などが
充実しているところです。様々なスポーツクラブやヨガなどのスタジオも
林立しております。そして、
今日び、どこにも体験無料レッスンというものがあり、受けまくりました。
・ヨガスタジオ・・・気持ちいいけど、習うほどか?
・24時間トレーニングジム・・・フランチャイズなので、おいてあるジム機器が
安っぽくて体のサイズに合わない(←以前、ジムトレにはまっていたことがあるので感じることです)
・ダンススタジオのヒップホップクラス・・・超初心者なのについていけない
・フラメンコ・・・ちょっと気恥しい
・カーブス・・・油圧式のトレーニング機器を使い、非常に理にかなった筋トレを行うのだが、雰囲気があまりにも高齢者向けすぎて、自分を盛り立てる高揚感が今一つ生まれない、、(通っている方、すみません)
・加圧トレーニング・・・特殊なベルトをつけて錘をもちあげるのだが、楽しい、という感じとは少し異なる
・大手スポーツクラブ・・・少し通ったが、お風呂がわりになってしまった。
とまぁ、わがまま極まりなく、自分にあきれ果て、困ったとおもっていたところ、、、
ある日、出会いがあったです。それは、、、
ご挨拶
「若者もすなる格闘技といふものを60歳すぎにてしてみむともとてするなり」
こんにちわ 当ブログの管理者であるakiです。
このブログは、還暦を優に超えているおひとり様女性の私が
ある日、キックボクシングを始めることになり、
次第に格闘技の奥深さにはまりつつある日常を書いていく予定です。
人を殴ったり、蹴ったりするこも未経験(多くの人には当たり前ですが)
映画などの格闘シーンも好きじゃない、、、当然、世間のこの手のことにも疎く
武尊を「ブソン」と読むくらい、の格闘技オンチの私が、「回し蹴り」を気持ちよく
決められるぐらいにまでなり、格闘技を楽しいと思えるようになった現在の日々の
気づきや出来事をつづっていきます。
ブログ初めてなので、いたらない点もあるかと思いますが、どうかご了承ください、
運動を日常的にしていない方は、体を動かすことを日常的にやることだけでも、一大決心、だと思います、それはほっとておくと、日常の細かいことに私たちは追われているからです、、、ですが、ちょっと、、気軽な気持ちで、気になったことを始めてみると全然別な世界が広がります。少しだけ勇気をもって、始めてみる、そのきっかけになれたら嬉しく思います。